葬儀の少人数化が実態調査で顕著に【葬儀業界の今】

葬儀コンシェルでは、全国の男女127名にアンケートを実施し、葬儀業界における新型コロナの影響を調査しました。

全体として、葬儀をとりおこなう場合、「新型コロナにより規模の縮小は仕方なしとするものの、小規模の葬儀はとりおこないたい」という意向が見られました。逆に、葬儀に参列する場合、故人と血縁関係・親族関係にない場合の参列には「自分のためにも相手のためにも控えたい」という意向が見られました。

これらの結果から、ウィズコロナといわれるこれからの時代には、「安全に充分配慮した上で、近しい関係の者と通夜・葬儀をおこなう小規模な葬儀」が求められていると言えます。

■調査概要
調査名:新型コロナ禍における葬儀の意識調査
実施期間:2020年10月1日~12日
対象者:両親の葬儀を検討している状況にある40代以上の男女
回答者数:127人
調査方法:インターネット調査

■結果概要
1) 「親族以外の葬儀に参列する」人は新型コロナ以降、大きく減少
2) 「家族葬」は緊急事態宣言で下がるも上昇傾向、「一日葬」は新型コロナ以降上昇
3) 新型コロナ対策は「マスク・消毒」の徹底、次いで「参列者数」の制限